ニャンとかなるさ

保護猫達の日常をあれこれと綴っています

里親募集をして思う事

子猫達の里親募集、そして今までに保護した猫達も里親募集をしていますが、

里親募集は色々と大変。

応募してくださる方がいない事には前に進まないのはもちろんですが、

応募者様とのやりとりは意外に労力を使うものです。

 

応募があった場合、子猫の性格などできるだけ正直に伝えています。

子猫だから可愛くてすぐ馴れて抱っこや遊んだりできますよ~~と

誇張(アピール)したほうが決まりやすいとは思います。

ですがきちんと説明したうえで納得し、それでも家族として迎えたい、

そういうお気持ちの方に託したいと思っています。

 

里親様になってくださった方々は皆そういうお気持ちを持っている方でした。

それは応募時のメッセージの文章でも伝わりますし、

やり取りしている中でお人柄もわかってきます。

ですので私も安心して託すことができました。

 

私も応募者様への返信にはすごく気を使います。

インターネット上のやり取りでは相手がどんな人なのかわからないし、

顔を合わせて話すことができないので文章のみで伝えるのは難しいです。

文字だけでは感情が分からないだけに受け取り方が違うと誤解を招いたり、

時にはお怒りの返事を頂いたりすることも。

 

でもそういう方の多くが応募時に何の挨拶もなく、

「お願いします」だけとか

「〇〇柄の猫がいいのですが尻尾は長いですか?」

という短い一言の文章だったりします。

 

あまり人馴れしていない猫の場合、

「馴れるのに少し時間がかかるかもしれませんが、長い目で見守ってくださると嬉しいです。それでもこの子を希望していただけるのであれば一度会いに来てください」と

伝えるのですが、

「じゃあやめときます」

子猫に過度の期待を持たれる方も多いですね・・・。

返事が来るのは良い方で、やり取りしている最中にぱったり返信が来ない方も。

本当に難しい(>_<)

 

こまめにメッセージをチェックしたり、写真を入れ替えたり、

メッセージの返信も失礼が無いように言葉遣いが合っているか確認し、

文章を考えながら返信しているので時間がかかります。

 

猫ちゃんとのお見合いまで行く段階でも、

お互いの日程を調整するので何度もやり取りしたり、

いざお見合いまでしたとしてもご縁が結べなかったり・・・(-_-;)

 

なので里親様が無事決まった時は本当に嬉しい!!

今まで出会った里親様は皆様心優しい、愛情に溢れた方々ばかり。

家族として温かく迎えてくれた里親様には本当に感謝しています。

 

 

色んな猫ちゃんがいます。

人懐こい猫ちゃんもいれば、少し臆病だったり、警戒心の強い猫もいます。

我が家のように大きくなった猫達もいれば、外の生活が長かった猫ちゃんもいます。

病気を持った猫ちゃんを募集している方もいると思います。

 

性別も柄も尻尾の長さも性格も様々。

それぞれ皆個性があります。

懐かない猫ならば懐いてくれるように優しく温かく見守っていけば変化もでてきます。

それがまた楽しみでもあります。

保護猫のあーちゃん、さんちゃんも傍で甘えてくれるようになるまで1年近くかかりました。

今ではすっかり甘えん坊です。

 

ニセクロちゃんは外の生活が長い成猫ですが、人懐こくゴロスリの甘えん坊です。

今は天国にいるニャゴロウも、保護した時には既に腎不全ステージ3、猫エイズ陽性の猫ちゃんでした。

子猫でも成猫でも、病気の猫ちゃんでもあまり関係ないんじゃないかなと思います。

巡り合わせ・・・「縁」なのかもしれません。

募集のページを見て、そして実際に会い、何かが心に留まればその子と縁があるのかもしれません。

猫を飼いたい、家族として迎えたいとお考えの方、

そういう縁を結んでくださればと思います。

長々と書き連ねてしまいましたが、素敵なご縁が結べるよう頑張りたいと思います。

 

里親募集中です

 

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